荒木校区下水道管渠布設第12工区工事 工事技術紹介

皆さんお疲れ様です。
今回は久留米市企業局発注の下水道工事の技術紹介です。
工事内容は推進工事(小口径推進)です。
推進工事とは私たちの生活に必要なライフラインとなる”電気・水道・下水・ガス・通信”などの管路を地下に埋設する工事です。
一般的な工事としては地上から計画管路の範囲全体を掘削して管路を敷設する工事として「開削工法」というものがありますが、推進工事では、管路の始点と終点の位置にのみ縦穴を設けることで、工事区間の交通渋滞や騒音・振動など環境問題等の弊害を最小限にとどめることができます。
推進工事は「非開削工法」と呼ばれています。
推進工事は、管路の始点となる発進立坑から地中を掘り進む掘進機により、管路となる推進管を後続に接続しつつ、発進立坑からの反力を利用して地中に押し込み管路を築造します。


この小口径推進(300㎜)の掘進機がモグラみたいに地中に下水道管を設置していきます。
無事到達するように日々管理して遠隔操作にて作業を行っていきます。
安全も含めて良い仕事をお願いします。